Thursday, May 10, 2012




"5月10日"

 John 海山 Neptune

San Franciscoに行った一番の理由は尺八演奏者 ジョン 海山 ネプチューンさんのコンサートを見る為でした。
ジョンさんは現在は千葉県の鴨川で尺八演奏者としてはもちろん、尺八の製作者としても活躍されています。
今回サンフランシスコに一時帰国されるということで、ジョンさんの息子であり、映画監督をしている僕の友達のディビッドに声をかけてもらったのでコンサートを見に行かさせてもらいました。

二回行われたコンサートでは素晴らしい音を奏でて頂き、貴重な経験となりました。

 今回はジョンさんの紹介をしたいと思います。

ジョン 海山 ネプチューンさんは尺八の達人として広く知られ、日本でも知ってる人は多いはず。カリフォルニア生まれの彼は、ジャズ・アーティストとして、また作曲家としても確かな腕をもつ。その多様で洗練された音のメルティング・ポットは、西洋・東洋のどちらでも高く評価されている。

ジョンさんは19511113日カリフォルニア州オークランドに生まれ、彼2歳の時一家はサン・ディエゴに引っ越した。高校時代トランペットを吹き、その後ロックバンドでドラムスを叩いていた彼は、ハワイ大学に進んで民族音楽科に籍を置く。「インドのタブラを勉強したかったんだ」とジョンさんは振り返って言う。「でも当時のハワイには教えてくれる人もいなくてね。第二希望が尺八だった。尺八のごく高音部はフルートのような音なのに、低音ではサックスさながらの枯れた音が出ることに魅了されたんだ。それがなんと五穴の竹笛と知って、やみつきになってしまったよ。」
1973年に、ジョンさんは尺八の勉強のため京都に短期留学している。民族音楽の学位を修めるべく一旦ホノルルに戻ったが、卒業後の1977年、改めて京都に居を移した。その後数年間の精進を経て、尺八都山流師範免許と共に雅号「海山」を授与される。 以来、ジョン海山ネプチューンのアーティストとしての探求して拡がりはコンテンポラリー・ミュージック界に確かな軌跡を刻んできた。当初から一貫した強みは、世界のさまざまな音的背景と尺八と組み合わせである。そのキャリアを振り返ってみよう。出世作となった第三作「バンブー(竹)」。この作品で彼は文化庁の昭和55年度芸術祭優秀賞を獲得した。ジャズ・アルバムの受賞は前例を見ず、外国人アーティストとしても初の快挙である。


日本のテレビで紹介された際


今回のコンサートの様子



ジョンさんが発明された竹ドラム竹打(Takeda)の演奏模様

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